創業で失敗しないノウハウ
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 始めて出会った人に創業の思いを伝えることはしましたか。そして、何らかの協力要請を行いましたか。 「えー、そんな失礼なことはしないよ」とか「そんなこと、恥ずかしいじゃない」とおっしゃるかも知れません。しかし、日々の出会いを無駄にしているようでは商売の成功を勝ち取ることはできません。 そこで、創業家名刺を提案します。名刺なら渡すことに苦はないはずです。 名刺の表・裏に貴方の自己紹介と創業するビジネスや創業にかける意欲を書き込むようにします。 仮に一日に二人の新しい人と出会い、名刺を渡したとしたら、年間で730人の人に思いを伝えたことになります。このうちの何人かは興味を示し、有力な情報源になったり、協力者になったりしてくれる可能性があるわけです。そして、大半は顧客予備軍と見ることができます。 名刺を渡せば、名刺をいただける場合が少なくありません。そうして手にした名刺は名簿化することで創業のための顧客名簿ともなり得ます。こうして、人の利は自ら築くことができるのです。今日の出会いに感謝です!この部分は余白にしておき、都度、コメントを書込み、手渡しします私はネットが得意です。ネットに関することならお手伝いできるかも知れません。気軽にお声がけ下さい井上さんに出会えて、とてもラッキーです。いろいろな情報をお持ちなのですね、スゴイ。よろしかったら、今後も店舗情報について、いろいろと教えて下さい。ありがとうございます。 姫路○○○○で創業準備中です。姫路しょう子と申しますはじめまして、姫路市下寺町で開業予定のこの秋に、市内で楽しい「居酒屋レストラン」を開業します。開店の際にはよろしくお願いいたします。携帯電話090-111-2222兵庫県姫路市下寺町00-00-000図表④ 創業前の自己紹介名刺(例)創業で失敗しない原則とノウハウ創業で失敗しない原則とノウハウ12

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