ものづくりのまち連携

ものづくりのまち連携とは

概要

姫路は、市内総生産（GDP）に占める製造業の比率は、全体の22.5％（2019年）を占めており、国内平均を上回っています。
更に、製造品出荷額等は2兆4,870億円（2018年）で、都市別では全国16位、政令市と東京特別区を除くと7位に位置しており全国でも有数のものづくり都市です。

その中でも、鉄鋼や化学工業、電機、機械工業などを中心とした工業地帯を形成し、それらを支える技術力がある中小企業が集積しています。また、歴史と伝統に培われた皮革関連産業、鎖、ボルト・ナット、マッチ、日本酒、乾麺、菓子などの地場産業も発達しています。
一方、姫路は世界文化遺産である姫路城の存在で全国にその名が認知されている都市であり、「ものづくりのまち」としての知名度は、全国有数の製造品出荷額や技術力の高い中堅・中小企業集積、を有しても、実態と比較すると低い状況です。
これらを契機として、姫路の都市イメージ力向上をめざすために、当地と類似する都市（各府県の第2都市、工業都市、歴史的建造物あり）と連携し、ネットワークを構築することによる発信力の強化と、双方が抱える課題を共有しながら新たなイノベーションや人材確保、企業連携を目指し、連携都市とともに取り組みを計画しています。

目標

ものづくり都市としての認知度向上
類似都市と連携することで、ものづくり産業の活性化を考え、企業間で継続的に連携できるネットワーク構築を目指す。

連携都市

都市名	特徴
松本（長野県）	人口：約　24万人（長野県第2位） 製造品出荷額：5,800億円 歴史的建造物：松本城
倉敷（岡山県）	人口：約 47万人（岡山県第2位） 製造品出荷額：3兆8786億円 歴史的建造物：美観地区
福山（広島県）	人口：約　46万人（広島県第1位） 製造品出荷額：1兆7163億円 歴史的建造物：福山城
北九州（福岡県）	人口：約　94万人（福岡県第2位） 製造品出荷額：2兆3220億円 歴史的建造物：小倉城、官営八幡製鐵所旧本事務所
姫路（兵庫県）	人口：約　53万人（兵庫県第2位） 製造品出荷額：2兆3339億円 歴史的建造物：姫路城

※都市データの出典（人口：令和2年国勢調査、製造品出荷額：2020年工業統計）

空飛ぶクルマ展示

最新テクノロジーの情報収集として、次世代モビリティの「空飛ぶクルマ」を展示しました。

お問い合わせ

姫路商工会議所 産業政策担当
TEL：079-223-6555 MAIL：kougyou@himeji-cci.or.jp