姫路商工会議所

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姫路商工会議所について

会頭挨拶

「新年のご挨拶」

姫路商工会議所 会頭 齋木 俊治郎 姫路商工会議所
会頭 齋木 俊治郎

変革への行動
100周年に向け、さらに信頼される商工会議所を目指して会員に寄り添い、地域の可能性と魅力を発信する(中期行動計画スローガン)



 新年明けましておめでとうございます。
 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年は新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、日本経済は甚大なショックを受け、4月-6月期には景気はリーマンショックを上回る落ち込みとなりました。
 その後、若干回復の兆しが見られたものの、年末にかけ第3波の到来により、依然として不透明な状況が続く1年となりました。
 このような厳しい環境下において、懸命な経営努力により、雇用を維持しながら事業を継続されている事業者の皆様に心から深い敬意を表するとともに、商工会議所として地域経済発展に向け、共に努力を続けていく決意を新たに致しています。
 当所においては、昨年の1月末に新型コロナウイルスに関する経営相談窓口を設置し、資金繰り支援、雇用の維持、補助金申請の支援等、あらゆる相談にワンストップで対応し、延べ1万5千件超の相談に応じてきました。また、姫路市からの委託を受け、応援金、支援金支給約1万2千件をスピーディに実施しました。一方、兵庫県、姫路市の緊急経済対策に反映させるべく、緊急要望、意見活動を行ってまいりました。
 今回のコロナ禍により、従来から潜在していた様々な課題が浮き彫りとなりました。世界では米中貿易摩擦に象徴される自国第一主義の台頭が目立つ中、格差の拡大や社会の分断がさらに鮮明になりました。日本においては、東京一極集中のリスク回避の観点から地方分散への動きが見られ、またリモート対応が求められる中、デジタル化の遅れが明らかになりました。また、サプライチェーンについては、マスク不足に代表されるリスク管理面の見直しから国内回帰への動きが見られます。観光面においてもインバウンド依存からの戦略見直しが求められています。
 これまで、人類は様々な災害、感染症との戦いを繰り返してきました。不測の事態や環境の激変に直面する度にそれを乗り越え、発展を続けてきた歴史があります。今回の新型コロナウイルス感染症からも、これまで以上の大きな変革を行うことにより、いずれ克服できるものと期待しています。
 消費者の行動パターンは明らかに大きく変容しており、新しい時代に向け、我々事業者も環境変化への対応を求められています。人口減少による国内需要の低下や労働力人口の減少が懸念される中、女性や外国人等の多様な人材の活用や、IoT・AI導入、さらには思い切った設備投資による生産性向上への取組みが求められます。また、今回顕在化したデジタル化の遅れへの対応は国際競争に打ち勝つためにも取り組んでいく必要があります。
 姫路商工会議所は2022年7月に設立100周年を迎えます。この100年を振り返ると共に今後100年を展望し、新たな時代に向けた取組みを検討したいと考えています。
これに関しては国連で採択された2030年に向けた「持続可能な開発目標」(SDGs)の考え方が、今後各企業の事業展開を考えていく上での指針となります。SDGsを切り口として、次の100年に向け、地域経済の発展、地域における企業活動のあるべき姿、誰もが住みやすいまちづくり等、持続可能でより良い社会を実現するための研究や提言活動を行ってまいります。
 観光面に目を向けますと、昨年10月に姫路観光コンベンションビューローがDMOの候補法人として認定を受け、観光産業を次世代産業の一つとして戦略的に展開を図っていく体制が整いました。海外からの旅行者(インバウンド)4,000万人実現の可能性は、このコロナ禍で消滅し、インバウンドの回復には今後数年間かかると見られていますが、姫路城というキラーコンテンツを持つ姫路には他地域にない強みがあります。この強みを活かした広域観光やオフシーズンへの取組みを検討する必要があります。
 今年7月には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、9月には姫路駅前にコンベンションセンター「アクリエひめじ」がオープン予定となっており、観光面でのプラス材料として期待しています。
また商工会議所内に設置した姫路経済研究所では、播磨、姫路に特化した人口動態、産業構造分析等の調査・研究を実施してきましたが、さらにはSDGsを切り口とした行政や事業者への政策提言に取り組んでいます。
 最後になりますが、ウィズコロナ、ポストコロナの時代を迎える中、コロナ禍のマイナス面ばかりに目を奪われるのではなく、コロナ禍を従来型の意識や行動からの脱却のチャンスと捉えて、前を向き着実に歩を進めることが重要であると考えます。
 コロナ禍を契機に商工会議所の果たすべき役割はますます重要になっています。今後とも会員企業の皆様に寄り添った支援を強化してまいりますので、より一層のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、新たなる一年の、会員各位のご健勝と事業のご発展を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

お問い合わせ

総務部
〒670-8505 兵庫県姫路市下寺町43番地
TEL: 079-223-6550
FAX. 079-288-0047
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